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国立国会図書館 (NDL) 国会会議録 API / 議員・政党横断検索
検索結果 (11 件)
発言日降順○参考人(阿部達也君) 御出席の皆様、こんにちは。ただいま御紹介にあずかりました青山学院大学国際政治経済学部の阿部達也と申します。 本日は、このような場で意見を述べさせていただく機会をいただき、誠にありがとうございます。 早速レジュメに沿って進めさせていただきます。 スライド二枚目に目次を入れました。「はじめに」に当たる次のスライドでは、まず問題の所在を明らかにします。続く本論は、二つに分けて、前半でFMCT構想の意義について、後半ではFMCT構想の課題について、それぞれ議論していきます。最後の三十枚目のスライドでは、地道な努力が必要なことを強調して、「おわりに」に代えることといたしたいと思います。 スライド三枚目。FMCTに関する問題は、端的には、条約の早期締結の必要性が国際社会において広く共有されているものの、依然として交渉さえ開始されていないという点に尽きると思います…
○参考人(阿部達也君) 私は、どちらかというとちょっと学問の世界で、ややその政策の皆さんとはちょっと離れた立場にいる、少し距離を置いた感じで物事を見ておりますので、どちらかというと、中国を前面的に出すというよりは、結果的に中国に対して、先ほど秋山先生も言及されましたけれども、ユニバーサルの中で結果的に中国も態度が変わっていくというような、まさにその取組ができればよいのではないのかなというふうに思うところです。 まさに、日本にとって中国がということ、それはそのとおりではございますけれども、やはり、中国以外の核兵器を保有している国であり、なおかつそのモラトリアムもしていない国というのがございますので、その意味で、私のプレゼンテーションの中で言及させていただいたのは、NPTの枠組みはNPTの枠組みで、他方で、国連総会というのはまさにそのユニバーサルな、NPTの核兵器国もいれば、核兵器国も、な…
○参考人(阿部達也君) いろいろな意見があると思います。どちらの意見が正しいか、間違っているかという話では多分ないと思うんです。その意味で、私は、必ずしもそのどちらの立場がいいということを述べることはちょっと控えたいということです。 ただ、核兵器禁止条約の第一回締約国会議、第二回締約国会議、出席された方も隣にいらっしゃいますけれども、参加者リストを見てみました。参加者リストを見てみて、第一回が特にそうだったですけれども、名前を見たら日本人の名前が非常に多かったです。恐らく、日本政府としては参加していませんので、要するにNGOの立場として参加されている方が日本人は非常に多かったと。数えたわけじゃないですけれども、恐らく会議に出席された方の国籍で一番多かったのは日本人じゃないかというふうに思います。 で、もう一つ資料を見たのが、会議の、会議のための分担金の支払、支払というかその割合状況…
○参考人(阿部達也君) 私のプレゼンテーションの中で既に言及させていただいたところではあるかと思うんですけれども、条約が、できればいろいろと各国を法的に縛って義務付けてしまえば、義務を守ってなければ制裁云々とかという話になるわけですけど、そういう状況ではないということで、じゃ、何もできないのかと、何もしないのかというわけではないということで、法的な拘束力を掛けるのが嫌がっているのであれば、じゃ、法的な拘束力を掛けなければいいじゃないかということです。 様々な措置については、NPTの運用検討会議しかり、国連総会決議しかり、もう既に案として出されていて、それが合意されているのも幾つかというか、幾つもあるわけです。むしろ、その合意されていることが履行されているのかどうなのかという、その監視メカニズムが今のところきちんと整っていないと。例えば、NPTですと、まさにその報告制度については、それこ…
○参考人(阿部達也君) 御質問ありがとうございます。 スライド二十四枚目の懸念を解消させる努力、私もこのスライドを書いていて質問が来るだろうなと思っていて、答えを用意していたかというと、答えを用意できていないというのが現状だと思います、残念ながらというか、あいにくというかですね。それをまさに各国で知恵を出して考えていかなければいけないのかなというところだと思います。 ただ、そのパキスタンをちょっと挙げるとすると、パキスタンはなぜ自分、自国がそのFMCTの条約の交渉入りに反対しているのかということは極めて明確に述べているわけでございますし、FMCTという条約それ自体を否定しているわけではなく、これまでの、秋山先生も川崎先生も言及されているとおり、ストックを入れれば自分たちは条約交渉には入れるというようなことは言っておりますので、じゃ、なぜそのストックを入れてくれないのかというところは…
○参考人(阿部達也君) 御質問ありがとうございます。 まず、スライド十三枚目の中国についての表示ですけれども、前半の御理解のとおりでございまして、様々な文献によると、まあ二次情報ですけれども、中国はこの高濃縮ウランとプルトニウムについては事実、現実には生産は停止していると見られていると。ただ、中国政府としてモラトリアムですよというふうに公式に宣言したことはないということです。ほかの米、ロ、英、仏については公式に一方的な宣言の形で宣言をしておりますので、この点がほかの四か国と大きく違うということです。 ただ、一般的にそういうふうに見られているということなので、じゃ、本当にそうなのかというところはちょっと検証のしようがちょっとないというところです。ですので、二次資料に言及した上でこのような表記をさせていただきました。 二点目でございますけれども、ここ、スライド二十八枚目でございます…
○参考人(阿部達也君) 御質問ありがとうございます。 日本政府はこれまでにいろいろと努力されていると思います。私が着目したのは、やはり国連総会決議、過去三十年にわたって連続で採択されている決議でございますけれども、もう大分古いところから今回ちょっと調べました。FMCTに関しては、交渉の開始を、早期の開始を促すとか、開始して早期の妥結を促すとか、そういう文言というのはもうずっと昔から入っています。モラトリアム宣言についても、宣言していない国には宣言を求めるという文言ももうずっと入っています。 昨年、岸田総理がということで、それこそグーグルとかでFMCT、日本とかというふうに検索を掛けたりすると、ニュースはもうそもそも、岸田総理から、それからずっと遡ると、もう何か二〇一五とか一六とか、そのくらいまでしかもう一切ニュースソースになっていないということで、その意味では、三十年間の空白期間、…
○参考人(阿部達也君) 御質問ありがとうございます。 私の回答は、多分回答にならない回答だと思います。FMCTの意義は、恐らく各国によって取りようがあるんだろうなということです。 つまり、ざっくりとその二つの立場があるというふうに申しましたけれども、ストックを入れるか入れないかというところだけで焦点を当てますと、入れることに意義を見出す国は、それがFMCT、まあそうするとFMCTじゃなくてFMTになるんですけれども、逆に、もう将来の生産だけに焦点を当てる国からするとそれがFMCTの意義だということになるんだと思います。その意味では、鶏が先なのか卵が先なのかという形になるかもしれませんが、恐らくそこの部分も含めてコンセンサスが得られないと先に進んでいかないのかなということです。 ちょっとお時間取ってしまいますけれども、私としては、恐らく国際社会で合意されているのは唯一シャノン報告…
○参考人(阿部達也君) 御質問ありがとうございます。 この今回のそのプレゼンテーションを作る上で、もちろんその民生用のプルトニウム、日本がかなりの量を持っているということについては、情報として認識もしておりましたし、このプレゼンテーションに入れるかどうなのかというところに、ただプレゼンテーションの中に入れるかどうかについては、これは多分入れる必要はないだろうと。なぜかというと、今回はFMCTであって、FMCTは一体何を生産を禁止するのかというと、これはあくまでも核兵器用の核分裂性物質の生産を禁止する条約であるということですので、今回のプレゼンテーションのスコープからは外れている。ですので、一切言及しなかったということです。 じゃ、この問題に対してどうすべきかというふうな御質問をいただいた場合に、ちょっと若干素人のような状況にございますので、必ずしも適切な、まあ適切なというか、率直な…
○参考人(阿部達也君) 御質問ありがとうございます。 私が、まあちょっと上から目線で申し訳ないですが、何か国民という御発言だったので、伝えたいメッセージがあるとすれば、核兵器をなくすためのアイデアは様々あるということだと思います。 そのうちの一つが、今回の原料を作らせないようにするというアイデアが一つ。で、そのアイデアを実現するために、すごくがちがちの方法として条約というのがあると。条約ができれば結構うまくいくかもしれない、でも条約を作るのは非常に難しいと、国際社会はそういう現状になっているということがメッセージになるかなというふうに思います。 以上です。…
○参考人(阿部達也君) 御質問ありがとうございます。 ちょっと私の専門が国際法ということで、政策文書に関するコメントはなかなか難しいところがあるというのが正直なところでございます。 広島ビジョンにつきましては、それをどのように評価するというよりは、これからこの広島ビジョンに書かれていることがどの程度着実に実施され履行されていくのか。もしその核抑止ということが問題なのであれば、その核抑止というのが将来同じような宣言ないしビジョンが発せられたときにもう消えてなくなるのかどうなのかという、ちょっとフォワードルッキングに捉えて建設的に物事を見ていくという考え方もあるのではないかなというふうに述べたいと思います。 もう一点、日本がそのFMCT、具体策ということですけれども、これはもう先ほどから何回かというか何回もというか申し上げていることに私の中では尽きるということですけれども、更に一点…
API / MCP 利用
NDL 国会会議録 API 経由